無知の知

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サウジ国王来日でプチ特需!?同国の野心的な戦略も見え隠れ

 こんにちは。どうも調子が悪くて、花粉症かと思いきや、やっぱり風邪だった、とんかつタイガーです。今朝からノドがガラガラヘビ~~

 

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さて、来週12ー15日に、来日するサウジのサルマン国王ですが、ちょっとした騒ぎになっている模様です。

tonkatsutaiger.hatenablog.com

お付きの人の数が、なんと1000人とか、1500人とか、とにかくケタ違い

 

のようです。となると、ホテルやらハイヤーやらが確保されるでしょうから、ちょっとした「特需」になりそうな予感。昨日あたりから、各メディアでも取り上げられはじめているようです。

news.livedoor.com

今朝の日経新聞では、なんと社説で解説。

www.nikkei.com

とにかく準備が半端ない

「日本には、移動式のタラップはないのか?」との、サウジ政府関係者。

 

ん?移動式タラップ・・・??

長谷川工業 DA 部品 (作業台DAシリーズ用)後支柱滑り止め脚端具(タラップ端具) L1個入

これか??なんに使うんだ??

ああー これね!!

herpa Wings 1/200 空港ジオラマアクセサリー タラップ/牽引車付2台セット

飛行機から降りてくるやつ!!ありますよーー ・・・

 

・・・って駄目ですか??

 

サウジ政府は、どうも気にくわなかったらしく、、、

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専用貨物機で運んできちゃいましたーー!!なんとっ

スケールが違いますね。

付き人の数も半端ない

昨年9月に国王の七男ムハンマド・ビン・サルマン副皇太子が来日した際は、付き人が約500人も来そうです。そのときは、13機の飛行機に分乗してきたうえ、約200台の車両が確保されたんだそうな。今回は、その付き人が1000人とか、1500人とかになるとのことで、ホテルも車もとんでもない数を用意しなければいけませんね。

どんなとこに泊まるの?

いろんな筋からリサーチしましたが、やはりテロなどを警戒してかどのホテルに泊まるとかは知ることができませんでした。

ちなみにちなみに、12-15日あたりで、都内の高級ホテルのハイグレードはまだまだ予約とれますよ(1000人規模ぐらいだったら余裕か・・・)。副皇太子達が前回宿泊したホテルも公開されていないようです。私のネットワークでは調べられませんでした(すんません)

blog.livedoor.jp

経済効果も半端なさそう

インドネシア政府はサルマン国王の訪問の最中、およそ250億ドル(約2兆8500億円)の投資が見込まれるとしているようです。

・・・この数字、本当かなぁ。

おそらく、来年18年にも予定している、サウジアラムコIPOなども含めての金額でしょうか。。サウジアラムコの会社価値が1兆ドルともいわれており、その5%程度(500億ドル)を市場で調達しようとしているとか。

 

なぜ、このタイミングで?

そもそも、なぜこのタイミングでの国王が暦訪しているのでしょうか?

背景にあるのは、昨年4月、サルマン副皇太子により打ち出された国家展望「ビジョン2030」のなかで、石油資源にだけ頼らない国家形成を行っていくという、戦略的な計画が始まっているとみていいかと思います。

 

同副皇太子は、これら一連の動きのなかで2017年には、サウジアラムコIPO準備、税金の引き上げ、財政支出の削減などを行っていく意向を示しています。具体的には6つ挙げられています。

www.bloomberg.com

 1.貧困層を守る

2017年は200ー250億リヤル(67億ドル)の資金支出から始まり、20年までに600ー700リヤルまで増やす。年後半には支払いを開始する予定であり、実際にサウジ国民は既に2000万人の市民の半分以上が署名しているのだとか。

 2.税金

 予算のバランスをとるために新しい税金を計画している。4月には「有害製品」に対し消費税を課す。タバコ、エナジー飲料の価格は倍に、ソーダには50%課税する。現実には、結構厳しい財政事情ではないかと、懸念してしまいます。

 3.助成金のカット

 燃料、水、電気の補助金を段階的に削減する、複数年のプログラムを開始する。

4.外国人からの徴税

 7月から王国に扶養されている外国人労働者に対し、これまでにない月額料金を請求 する。課税は毎年増加し、20年までに1人当たり400リヤル/月(130ドルくらい?)となる。

これにより、経済には確実に下押し材料となりそうですが、これまで、低コストの外国人労働者に大きく依存してきた構造を根本から見直す良い機会になりそうですね。

5.経済刺激 

 ブルームバーグ調査によると昨年の成長率は2015IPO年の3.4%から1.1%に低下、今年はさらに低下するとの見込みです。このため、20年までに2000億リヤル(670億ドル)の景気対策を実施しているところです。

やはり、昨年までの原油価格の低迷は、同国経済にとって相当痛手となったことがよくわかりますね。

6.目玉政策

やはり、サウジアラムコIPOです。1兆ー2兆ドルともいわれる企業のIPOですから、世界中から資金をかき集めるかなりのインパクトがありそうです。

 先に出てきた5項目は、この政策の経済効果を最大限に引き出すためのスパイスにすぎないのですかね。

 

どのような動きが繰り広げられるか、今から楽しみです。

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございます。

国家展望「ビジョン2030」についても、凄くエキサイティングな内容になっているようですので、別の機会に記事にしてみます。

引き続き応援よろしくお願いいたしますm(__)m